自家用工作物(受電設備点検)

点検の重要性

受電設備点検は、火災や感電などの事故を未然に防ぎ、安全な電力供給を維持するために重要である。設備の劣化を早期に発見し、寿命を延ばす効果もある。また、電気事業法第51条2項また第42条により定期点検が義務付けられており、業務の継続性や建物全体の安全確保にも不可欠である。

実施内容

・電気主任技術者(国家資格)が目視点検、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、保護装置の動作確認などを行い、設備の状態を確認する。
・年次点検(電源停止が必要な精密点検)と月次点検(外観や測定中心の簡易点検)がある。

対象

以下のような高圧(6,600V)または特別高圧(7,000V以上)以上で受電する設備を保有するすべての施設が対象である。

点検内容

年次点検(1回/年)

1.高圧ケーブル、配電盤の絶縁状態確認
2.避雷器の点検
3.遮断器(ブレーカー)の動作確認
4.接地抵抗の測定
5.トランス(変圧器)の点検
6.蓄電池設備の状態確認

月次点検(1回/月)

1.電圧・電流の測定と記録
2.端子・接点部の緩み・発熱チェック
3.蓄電池設備の状態確認
4.冷却・換気設備の確認
5.外観・表示ラベルの確認